社会課題と市民活動内容
平成27年8月に行われた市政モニターアンケート「都市魅力向上に関する
アンケート」(561人)によれば、住んでみたいと思うまちの特徴として、
「住んでいる人のまちへの愛着や誇りが感じられる」が58.8%と最も高く、
次いで「通りなどのまちなみが魅力的で整っている」が51.0%となって
います。
まちなみの景観整備といった魅力よりも、そこに住む人たちのまちを
愛する思いといったソフト面の方が上回っているのは実に興味深い
結果です。
あなたは自分の住むまちの魅力とは、何だと思われますか?まちへの
愛着や誇りを感じる「モノ、コト」についてすぐに答えられますか?
「住んでいる人のまちへの愛着や誇り」を感じられる「モノ、コト」を
地域のさまざまな人たちが自発的に発信するなど、まちの魅力を
しっかりと伝えられること。それが、住んでいる人だけでなく、外から
訪れた人たちからも「住みたいまち」としての評価を上げると
考えられます。そして外から訪れた人たちもまちの魅力を理解・
発信してくれることで地域は盛り上がっていくのではないでしょうか。
また、「住んでみたい」と思う人が増えれば、将来的には地域の人口
増加につながる可能性も考えられます。
そのために、まず大切なのは「地域住民みんながまちを知り、
理解すること」です。
まち歩きなど、まちの魅力を再発見するためのイベントを行っている
地域、団体も多くなっています。
まずは地域でどのような活動がされているか調べて、参加していただくと、
新たな発見や、新たに人とつながる可能性が高くなることが期待できます。
また、大阪市市民活動総合支援事業では来る7月31日(火)、大阪で
活躍の市民活動団体・企業・個人を対象に「大阪のさらなる活性化を
考える集い」を行います。詳しくは特設サイト大阪市市民活動のWA!
(https://www.osaka-wa.jp/)に掲載しています。
ぜひご参加についてご検討ください。
【参考】
大阪市<市政モニターアンケート「都市魅力向上に関するアンケート」>
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseibi/page/0000336732.html