社会課題と市民活動内容
SDGs(読み:エスディージーズ)という言葉をご存知ですか?
SDGsとは、次世代に未来を残すための約束です。
社会や地域の課題に取り組む活動主体なら事業規模に関わらず関係している、
「世界標準の活動目標」とも言えます。
17のゴール(世界を変えるための17の目標)とは何か?市民活動を行う主体や
主体間連携によってどのように目標をクリアできるのか?
2回シリーズで簡単に掘り下げていきます。
SDGsとは、正式にはSustainable Development Goals。2015年9月に国連サミッ
トで加盟国が合意した、2016年から2030年までの15年間で達成する「持続可能
な開発」目標です。「持続可能な開発」とは平たく言えば、将来の世代のことも考
え、今あるさまざまな問題を解決して、みんなが安心し、満足して暮らせるように
することです。つまり、地域や社会課題の解決を目標とした市民活動とは切っても
切り離せないものなのです。
【SDGs背景】
2013年から国際連盟加盟国(2018年現在193か国)で「地球やすべての人のより
良い生活の妨げになっている最も緊急の問題」について何度も話し合われ、最終
的に貧困や不平等・格差、気候変動などのさまざまな問題を根本的に解決するこ
とを目指す17のゴール(世界を変えるための17の目標)を設定し、地球上の誰一
人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
日本も関係省庁が連携し、政府一体となった取組を可能にする新たな国の実施
体制として2016年5月に、内閣に持続可能な開発目標(SDGs)推進本部を立ち
上げ、国内へのSDGs浸透に向けた広報活動を展開、大企業ではすでに経営の
一環として事業計画に組み込んだ、さまざまな活動が始まっています。
【参考】
外務省<JAPAN SDGs Action Platform>