みんなの活動報告内容

【シミポタ体験レポート】

 

4/27㈰、地域に根ざした温かい交流の場として大阪市住吉区の苅田土地改良記念会館で『うさぎりんくフェスティバル』が初開催されました。

本イベントは、不登校支援の講演会で出会った「うさぎりんく」代表・明石美香さんによって企画されたもので、筆者もその現場に足を運んできました。

 

 

“孤立を防ぐ”を目的に活動する『うさぎりんく』

「うさぎりんく」は、子育てや介護、不登校、障がいのある子を持つ家庭など、日常生活の中で孤立しがちな人々に寄り添い、安心して話し、

共感し合える“居場所”を提供している団体です。「助けて」が言いにくい状況にある人々が、社会とつながり、

仲間を見つけることができるよう支援する活動をされています。

 

フェスのテーマは「あなたに合ったご褒美が、必ずみつかる」

そんな「うさぎりんく」が主催する『うさぎりんくフェスティバル』は、地域密着型のイベントとして、「みんなでラビろう🐇」を合言葉に、

参加者と出店者が一体となって“誰かにとっての特別な場所”を共に作り上げることを目的とされています。

 

 

 

イベント内容は3フロア構成で盛りだくさん!

  • 1階:多くの飲食ブース
  • 2階:親子で楽しめるワークショップや記念撮影コーナー、交流会
  • 3階:ステージ発表や物販ブース
    様々なコーナーがあり、その中でも特に印象的だったのが、熱意あふれる教師たちが授業の面白さや工夫を発表する『オモロー授業発表会』で
    これまでの「学校の先生」のイメージが大きく変わるような、新しい教育への取り組みが紹介され、
    子どもたちの主体性を大切にした関わり方の実例を知ることができ、多くの学びを得ることができました。

 

 

楽しさだけでなく、社会的意義も

 

会場には、親子相談窓口や保険相談ブースも設けられ、子育てに悩む方への支援も充実。

楽しいだけでなく、必要な人に必要な情報を届けるという、社会的意義のあるイベントであることを随所に感じました。

 

応援の輪が広がるイベントに

 

明石さんがひたすらチラシを配り広報に奔走したという今回の初開催でしたが、会場は終始にぎわいを見せ、

行政・自治体・NPOなどの後援も得るなど、多くの応援に支えられたイベントとなっていました。

 

 

来年の開催もすでに予定されているとのことで、次回もその様子をぜひレポートしたいと思います。

 

取材・記事作成:シミポタ運営事務局(大山 智現)

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