社会課題と市民活動内容

 近年、大阪を訪れる外国人の数は年々増加しており、平成23(2011)年では158万人だったのが、平成29(2017)年では1,110万人と、およそ7倍となっています。

 

 2019年以降は、2019年にラグビーワールドカップ、2020年に東京オリンピック・パラリンピック、2021年にワールドマスターズゲームズ2021関西と、3年連続で国際的なスポーツのイベントが日本で開催され、より多くの方が大阪を訪れることが考えられます。大阪での実施により、大きな経済効果が見込まれるとともに、大阪の魅力を全世界に発信する絶好の機会となります。

 

 また、大阪市は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダに記載された2016年から2030年までの国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進を行っています。

 SDGsについては以前の記事で解説しましたが、大阪市にはSDGsの17の目標を活動テーマとして活躍中の団体や企業、また個人活動家が多く存在します。また、そういった多様な活動主体をつなぐコーディネーター的な役割を担う中間支援組織やNPOも存在するほか、コラボレーションにつながるきっかけとしての異業種交流が地域ごとに活発に行われています。

 ぜひ、またとないこの機会に、立場の違うそれぞれの強みを生かして大阪・関西を盛り上げたいですね。

 

【参考】

データで見る大阪市の経済戦略(2017年8月版)

http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000233281.html

大阪府<観光統計調査>http://www.pref.osaka.lg.jp/kanko/toukei/index.html

大阪市<大阪市市民活動総合ポータルサイト>

社会課題と市民活動 「SDGs」についてどこまで知っていますか?①②

https://kyodo-portal.city.osaka.jp/task/