社会課題と市民活動内容
子どもの成長には、様々な悩みがつきものです。でも、保護者は誰に相談していいか分からず、ふとしたときに孤独を感じてしまうことがあるかもしれません。
大阪市が平成25年に市内在住の0歳から5歳までの就学前児童の保護者に対して行った調査によると、全体の回答数10,840件のうち、自身の子育てが地域の人や社会に支えられていると感じているかという問いには、「感じる」が67.4%、「感じない」が31.2%となりました。そして、「感じない」と回答した保護者のうち5割以上が、同じ世代の子どもを持つ保護者や、近所の人に支えられたいと思っていることがわかったのです。このことから、子育てには専門職だけではなく、同世代の仲間や地域の人たちの力がとても大切であることがうかがえます。
子育てで悩んだとき、ちょっと不安なことがあるとき…。信頼のできる人はかけがえのないものです。大阪市には、子育ての悩みを分かちあったり、楽しさを語り合ったりすることで、地域での親子の孤立を防ごうと活動している多くの団体があります。一人で悩むことなく、ぜひ足を運んでみてください。
《参考》大阪市こども・子育て支援に関するニーズ等調査結果