社会課題と市民活動内容

高齢者を社会全体で支える仕組みとして「介護保険制度」があり、

財源は「介護保険料50%・税金50%」、介護保険料は、介護サービ

スの必要量に応じて市町村ごとに決定されます。

介護保険サービスの利用が増えると、当然介護保険料も上がります。

大阪市の介護保険料は、平成30年度から月額7,927円となり、

政令指定都市の中で最も高額となっています。

【参考】平成30~32年度全国平均5,869円

2025年には、団塊の世代が75歳以上となり、大阪市の介護保険料は、

10,200円程度まで上昇することが予測されます。

そのため、できる限り長く元気な状態を維持していただき、元気な

65歳以上の方には介護や生活支援の担い手として社会参加をして

いただくことで、結果的にご自身の介護予防にもつながるような

取り組みを進める必要があります。

大阪市では、運動機能向上・口腔機能向上・認知機能向上の効果が

ある「百歳体操」を活用して、65歳以上の方が主役となって介護

予防に取り組んでいる地域がたくさんあります。

また、介護施設や保育所などの施設で、話し(遊び)相手や演芸披露

などの社会参加をしていただき、活動時間に応じてポイントをもらって

換金できる介護予防ポイント事業という介護予防活動も行っています。

 

【参考】

大阪市<元気なうちから始めよう!! 介護予防>

http://www.city.osaka.lg.jp/fukushi/page/0000164235.html

大阪市社会福祉協議会<大阪市介護予防ポイント事業>

https://www.osaka-sishakyo.jp/lp/kypoint/

 

介護予防イラスト