活動日時

活動日
    2022年03月13日(日)
活動時間
14:00 ~ 16:30
活動曜日
日曜日

イベント内容

「ハウジングファーストの今」

長引くコロナ禍が明らかにしたことは、医療や介護、さらに社会保障や雇用など、基盤となるべき社会制度全体のぜい弱さであり、あらためて可視化されたのが「貧困」でした。それでもなお、第一に「自助」が押し出される政治は続き、生活が困窮した人たち、家庭に拠り所を求めることが難しい人たちの中には、「住まい」を失い、「食料」の支援を求める人たちが生まれています。

「ハウジングファースト」は、まず安心できる「住まい」の提供が必要であること。「住まい」を拠点に、新たなつながりをつくることが、私たちの社会のあり方にも変化を及ぼすとする、米国発の社会運動実践です。実際、少なくない支援団体がシェルターやステップハウス、シェアハウス等の「住まい」を設けています。誰にとっても「住まい」は権利であることを、確認し合いたいと思います。

※ハウジングファースト:=無条件に安定した住まいを提供する。「安定した住まいを得たいか否か」、問いはそれだけ。得たいならば、住まいを支援する。そして必要に応じて、本人のニーズにもとづいた支援をする。支援と住まいは完全に分けられる。支援がなくても住まうことができ、住まいを失っても支援を利用することができる。それが、ハウジングファーストである。=稲葉・小川・森川編『ハウジングファースト』(山吹書店/2018)の帯より。

【日時】2022年3月13日(日)14:00~16:30

【参加費】無料

【開催方式】オンラインセミナー(YouTube Live)

【定員】300人(定員に達し次第締め切ります。お早めにお申し込みください。)

【内容(予定)】

〇報告1.小林美穂子さん/一般社団法人つくろい東京ファンド メンバー

支援を受けた人の居場所兼就労の場として設立された「カフェ潮の路」コーディネーター。コロナ感染拡大の中で、住まいを失った人たちの支援に奔走、その記録は共著『コロナ禍の東京を駆けるー緊急事態宣言下の困窮者支援日記』(岩波書店/2020)

〇報告2.岸田久恵さん/NPO法人猫の足あと代表

元小学校教諭。子どもたちの学習支援からスタートし、地域のネットワークを広げながら、生活支援、そして居住支援も。「猫の足あとハウス」は第1、第2、昨年末第3ハウスを開設して、地域から子ども若者を支える活動を実践。

イベント情報

詳細URL
https://www.kokuchpro.com/event/ecp20220313/
申込み方法
申込専用フォーム
申込み締切り
2022年03月13日
定員
300名
参加費
無料

申込み連絡先・主催団体

団体名
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク

特徴

  • 1日からの体験 OK
  • 土日祝の活動

自分たちも投稿してみる